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耐震改修工事 屋根の葺き替え
2022/02/07(月)
耐震のこと
屋根の葺き替えでも、土が乗っていたら、それを除去するだけで重さも変わってきます。
建物重量として、非常に重たい・重い・軽いとあります。
①現況 現況 |
②瓦撤去 瓦撤去状況。 昭和初期に主流だった土葺き屋根、土葺きでは瓦を固定するために大量の土をのせます。 |
③土撤去 土を撤去しました。 野地板(バラ板)が見えてます。隙間があるとルーフイングが破れ土が落ちたりします。 |
④構造用合板貼り 構造用合板を貼っていきます。 屋根の構面の耐力・剛性を高めることにより,地震力をバランスよく柱・梁等に伝達できるようにする。 |
⑤ルーフィング貼り 防水紙を貼っていきます。 改質アスファルトルーフィング「タフガード」 低温でも折れにくく、防水性能や強度、寸法安定性に優れています。 |
⑥施工完了 KMEW(ケイミュー)樹脂繊維混入軽量樹脂瓦のルーガ雅を葺きました。 和の住まいを、より格調高く見せるデザインで和風の瓦に引けを取らない重圧感を軽量のルーガで再現できます。 |
土葺きのメリット
土を大量に乗せるので、地震・台風に強い。断熱効果あり。
デメリット
重たくなります、その分柱・梁を増やしたり太くしないといけません。
最近使われなくなった理由としましては、地震で瓦が落下して被害が出た為です。