スタッフブログ

まもりとそなえ5月

2022/05/06(金) 家づくりのこと

 contents
■防災の基礎知識&対策-集中豪雨
■安心・快適な住まいづくり-水栓
■防災アイデアー停電対策
■防災レシピーカセットコンロで作れる「鰯の蒲焼き&トマトのパスタ」

 防災の基礎知識&対策

集中豪雨
短時間に局地的に強い雨が降ることを、「集中豪雨」と言います。「ゲリラ豪雨(局地的大雨)」もそのひとつで、突発的・局地的に降るのが特徴です。非常に狭い範囲で雨が降ります。積乱雲が出てきたら大雨が降るサインなので、注意が必要です。また、前線が同じ位置にとどまったら停滞前線に暖かく湿った空気が流入し、雨雲が連なった「線状降水帯」も猛烈な雨を降らせます。梅雨や秋に多くみられます。

「1時間に50ミリの雨」というのは、雨水が別の場所に流れずにたまる状態で、「1時間に雨水が50ミリメートルの高さまでたまる」規模の雨です。

降水量の目安
猛烈な雨はがけ崩れや洪水、浸水などを引き起こします。短時間の降水量が少なくても、長時間降り続けると被害が大きくなることもあります。

【やや強い雨】
10~20mm/1時間
家の中※にいても、相手の声が聞きづらいくらいの雨音。地面からの跳ね返りで足元が濡れる。

【強い雨】
20~30mm/1時間
家の中※で寝ている人の半数が雨に気づく。土砂降り状態で傘をさしていても濡れる。

【激しい雨】
30~50mm/1時間
バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになり、車で高速走行時、ブレーキがきかなくなる。

※木造住宅を想定 

【非常に激しい雨】50~80mm/1時間
雨がゴーゴーと降り続け、視界が悪くなるほどの水しぶきで、あたりが白っぽくなる。傘はまったく役に立たず、車の運転も危険。

 

【猛烈な雨】
80mm~/1時間
恐怖を感じるほどの雨。息苦しくなるような圧迫感がある。

 

安心・快適な住まいづくり

水栓 節湯・節水効果が高い水栓に交換して快適に省エネ。

 【キッチン】
●タッチレス水栓
触らずに操作できるから清潔に使えます。

【浴室】
●アーチハンドル水栓
節水と浴び心地を両立したシャワーを搭載。

 【洗面台】
●ハンドシャワー水栓
2ハンドルから簡単交換。エコタイプ。

 

突然の豪雨への対策
ゲリラ豪雨の危険性は今後さらに増えるといわれています。対策を知っておきましょう。

<前兆現象に注意>
①真っ黒い雲が近づいてきた
②雷の音が聞こえた
③急に冷たい風が吹いてきた
これらは積乱雲が近づいてきたサイン。まもなく雷雨がやってきます。

<川や側溝からはすぐ逃げる>
河川敷や中洲などはもちろん、小川や側溝でも大雨が急に降ると一瞬で水かさが増します。危険なのですぐに離れましょう。

<地下からは脱出しておく>
地上が浸水すると、地下に一気に水が流れ込み、脱出が困難に。少しの浸水でも扉が開かなくなる恐れがあるので、大雨になる前に地上に脱出しましょう。

 

避難方法と注意点

①動きやすく、安全な服装で
レインコートを着て、できればヘルメットで頭を保護し、運動靴を履きます。長靴は中に水が入り、歩けなくなるため厳禁です。

②足元に注意
道路が冠水すると側溝やマンホールに気づきにくくなります。棒や傘などで確認しながら歩きましょう。

 

③深さに注意
歩行可能な水深の目安は約50㎝です。水の流れが速い場合は20㎝程度でも危険なため、危ないと判断した場合は、無理せず、高所で助けを待ちましょう。

④車中閉じ込めに注意
冠水した道路では、10㎝の浸水で車のドアが開きづらくなり、最悪の場合閉じ込められて流される危険性があります。徒歩よりも車で避難した方が安全に思われがちですが、かえって危険です。どうしても車を使う時は災害発生前に移動しておきましょう。

【脱出用ハンマーを用意】
少ない力で車の窓ガラスを割ることができる「緊急脱出用ハンマー」を車内に常備しておきましょう。

 

防災アイデア&レシピ

アイデア
災害時に役立つ
停電対策 災害時の強い味方、スマホ充電とアカリの確保がポイント
●電池式充電器、ソーラー充電器
スマホの台数分用意しておくと安心。電池式や折り畳みのソーラーパネルで充電ができるタイプがおすすめ。
●電池式ランタン
室内照明を確保できて安心。キッチン、リビング、トイレ3箇所分は用意を。
●懐中電灯・ヘッドライト
移動用に。両手が使えるヘッドライトは便利。人数分用意を。
●乾電池
単1から単4まで多めに備蓄しておきましょう。10年の長期保存可能な電池もあります。

レシピ
カセットコンロで作れる
「鰯の蒲焼き&トマトのパスタ」
材料
▷早ゆでパスタ(3分)100g ▷水(ペットボトル)200CC
▷カットトマト(缶)1/2缶 ▷料理酒(無くても可)大さじ1
▷鰯の蒲焼き(缶)1缶 ▷塩小さじ1/4
▷にんにく(無くても可)1かけ ▷ブラックペッパー少々
▷オリーブ油(サラダ油)大さじ1 ▷ドライパセリ適量
にんにくはみじん切りにする。
フライパンにを入れ、オリーブオイルを加えて炒める。
③②にカットトマト、鰯の蒲焼き、水、料理酒を加え、沸騰させてからパスタを加える。
3分間程度煮て、水気を飛ばし、塩、ブラックペッパーで味を調える。
(非常時はラップフィルムを貼り付けた)お皿に④を移し、ドライパセリを上から振る。

 春の大掃除のすすめ
大掃除というと年末にやるものというイメージですが、欧米では「スプリングクリーニング」といって春に行うのが一般的です。機構の良いこの時期に住まいもキレイにリフレッシュしましょう。

【春の大掃除に向く場所とメリット】
寒い冬には辛い窓やベランダのお掃除も、暖かい春なら快適。夏を迎える前のカビ対策も万全に。

窓・網戸
花粉や汚れが付いた網戸も丸洗いでスッキリと。またサッシのパッキン部分も冬の結露でカビが発生しやすい部分。しっかりと拭き取っておきましょう。

冬の結露で黒カビが生えることもあるカーテン。窓掃除のタイミングでカーテンも外して洗いましょう。※
洗ったカーテンはそのままカーテンレールに掛けてOK。窓を開けて乾かします。※洗える素材のものの場合

 

ベランダ
たまった汚れや花粉、黄砂は水洗いし、排水口もキレイに。
物干し竿や手すり、室外機は雑巾で汚れを拭き取ります。汚れが落ちにくい場合は、専用の洗剤を利用しましょう。

エアコン
カビが発生しやすいエアコン内部。エアコンを使わない時期にしっかりとお掃除しておくことでカビの発生を予防し、冷房や除湿が安心して使えます。また効率がアップして省エネにもつながります。

 

記事一覧

1ページ (全22ページ中)

ページトップへ