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防災ガイドブック

2022/03/08(火) 家づくりのこと
①家を安全な場所にしましょう

平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、亡くなった方は8割は倒壊が原因でした。
家族が安心して暮らせる家にするため、耐震診断・耐震補強を行いましょう。

●耐震診断で家の耐震性を把握する
専門の業者に依頼して、家の耐震性がどのくらいあるかを調べます。家の外周・各部屋の状況・壁の材質・床下や小屋裏の状況などを確認し、専用ソフトで計算。結果は点数で表され、下記のように4段階に区切られます。

総合評点
●1.5以上→倒壊しない
●1.0以上~1.5未満→一応倒壊しない
●0.7以上~1.0未満→倒壊する可能性がある
●0.7未満→倒壊する可能性が高い

●耐震補強で安全にする
診断結果で出た点数を上げるためには、強い壁を増やす、土台と柱をつなげる、腐った部分を交換する等の補強工事を行います。点数と予算と予算だけでなく、これからの住まい方を踏まえてプランを立てる事が重要です。

 

②家具が凶器にならないようにこていしましょう

大きな地震の力で、テレビが飛んだりタンスが倒れたり、食器が飛び出したりします。それがケガ等の原因や避難の妨げになりますので、家具等の転倒防止はとても重要な対策です。
●L字金具で固定
●つっぱり棒とストッパーで確実に固定
●キャスター付き家具はロックする
●ガラスに飛散防止フィルムを貼る

③家族会議で決めておきましょう

在宅時・学校・勤務先など、いつどこで地震に遭うか分かりません。その時に最も心配で不安になるのは家族と連絡がつかないことです。焦らずに連絡を取り、慌てずに行動するために、家族会議で話し合ってきめましょう。
●集合場所をきめましょう
自宅や学校・勤務先周辺の避難所や避難場所を確認しておき、家族の集合場所を決めておきましょう。
※避難所・・・自宅生活が困難な場合に避難生活が行える場所
※避難場所・・・一時的に非難する安全な場所

④備蓄品や持出品を備えておきましょう

緊急事態から復旧するまで3日間かかるといわれています。その間飲料水やトイレなど、優先順位をつけて準備をしましょう。また、避難所へ移動する時に持ち出せるように、リュックに必要なものをセットしておきましょう。
※水は大人で1日3リットル必要です。トイレは1日5~6回とされています。
※日頃の買い物の際レトルト食品や缶詰・即席麺をストックしておきましょう。
※年に一度は備蓄品を点検しましょう。賞味期限やラジオ等の動作確認などを行い、いざという時に使えないことがないようにしましょう。

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