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冬の一番の健康法とは
室温18℃以下は注意!
今回は室内の温度と健康について書いていこうとおもいます。
昔ですと寒さ暑さは我慢で乗り切ると考えられている方はおられるかもしれません。
ですが近年、寒さは健康にとても悪い影響を与えることが分かっています。
世界保健機関(WHO)は2018年に冬の室内最低温度を「18℃以上」と強く勧告、小さい子供や高齢者に対してはさらに暖かくするように求められています。
今回どのような影響を与えるのかと対策を紹介していきます。
部屋が寒いと。。。
寒い部屋だと高血圧のリスクがあります。
高血圧症は心肥大、冠状動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳底部の動脈瘤、など心臓や脳の病気のリスクを増加させます。
あと冬の室内温度が18度未満で血圧上昇・循環器疾患の恐れがあります。
室内が暖かくても浴室、洗面、便所が寒くてはヒートショックの危険性もありますのでそこは注意。
室温が12℃を下回ると。
12℃以下になりますと、自律神経も乱れ、血行も悪くなります。睡眠の質も低下し悪影響を及ぼし次の日の作業効率も低下します。
逆に、持病のある人で高断熱住宅に転居した人はその後に持病がどうなったかをアンケート調査した研究があり。それによると、ほぼ無断熱の家から断熱のある家に引っ越した人は、気管支炎、喉の痛み、アトピー性皮膚炎など8つの症状に改善がみられたという。高断熱住宅ではアレルギー疾患の原因となるダニやカビの発生が抑えられるうえ、血圧も安定し、室内の活動が活発となる。しかも遮音効果が高く、騒音のストレスも低下するみたいです。
ならば家暖かくしなくても着込めばいいのでは!?
そう思われる方もおられると思いますが、厚着をすると身動きがとりにくかったり、体が締め付けられたりして血行が悪くなります。
暖房をしても断熱が無い御宅は室内から熱が外に逃げる割合は外壁15%、床7%、屋根5%に比べ、開口部が58%と効果が薄まりますし、エアコン、ヒーターをずっと使うと費用がかかってもきます。
じゃあどうすれば?
では現在、高断熱ではない住宅に住んでいる人はどうすればいいのか?
一番は断熱で気密性の高い家に住むことですが、すぐには無理です。まずは長く過ごす居間と寝室、それに心疾患などを発症しやすいトイレとお風呂を暖めることです。最初に行いたいのは窓対策です。
その後床下、天井断熱となってきます。
それが難しい場合は、
トイレやお風呂の脱衣所は小型の電気ストーブを設置するのもいい。トイレでは前述のホットカーペットもいいかもしれない。窓には居間と同じく断熱シートを貼ったり、床まで届くカーテンをつけるのも手だと思われます。
まとめ
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