スタッフブログ

まもりとそなえ4月

2022/04/27(水) 家づくりのこと

もう四月も終わるのに4月号をだします!

 家族と暮らしを守る
まもりそなえ

contents
■防災の基礎知識&対策‐爆弾低気圧
■安心・快適な住まいづくり‐雨戸・シャッター
■防災アイデア‐非常用トイレの作り方
■防災レシピ‐「わかめMIXベジタブルツナサラダ

防災の基礎知識&対策
日に日に暖かくなり春本番となる4月。外で過ごすのも心地よい季節ですが、反面、冷たい冬の空気と暖かい春の空気がぶつかるため「急速に発達した低気圧」(通称:爆弾低気圧)が発生しやすい季節です。この「爆弾低気圧」は台風と同程度の暴風や暴風による高波をもたらすことがあり、広範囲に及ぶことも多く、長期化することも。悪天候が予想されているときは、屋外、特に海や山のレジャーは避けましょう。


【強風・暴風】 気象庁が発表する気象情報の「強い風」「猛烈な風」の影響をチェックしましょう。

風の予報用語

【やや強い風】
10~15m/秒
傘はさせず、風に向かって歩くのが困難。街路樹、電線が揺れ始める。道路の吹き流しが水平になり、高速運転中は横風で流される感覚を受ける。

【強い風】
15~20m/秒
風に向かって歩けず、転倒することも。高所での作業は危険で、看板やトタン板ははずれ始める。高速運転中は、横風に流される感覚が強くなる。 

 【非常に強い風】
20~25m/秒、25~30m/秒
何かに掴まっていないと立っていられない。飛来物による負傷の恐れもある。看板が落下・飛散する。自動車は通常の速度で運転するのが難しくなる。

 

【猛烈な風】
30~35m/秒
屋外の行動はきわめて危険。固定の不十分な金属屋根の葺材(ふきざい)がめくれ、養生の不十分な足場が崩壊する。電柱や街灯が倒れることもある。

35~40m/秒
走行中のトラックが横転する。建物の外装材が広範囲にわたって飛散し、下地材が露出するものもある。多くの木々が倒れ、ブロック壁が倒れることもある。

40m/秒以上
住宅が倒壊することがある。鉄骨構造物の中でも、変形するものが出てくる。

 

安心・快適な住まいづくり

雨戸・シャッター
強風による飛来物で窓ガラスが割れると室内が危険な状態に。「窓」をしっかりガードしましょう。

●後付け雨戸
既存の窓に後付け可能。雨戸パネルだけの交換もできます。

●後付けシャッター
強風対策におすすめ。窓の安全性を高めます。

POINT
台風の飛来物から窓をガード

養生テープだけでは窓ガラスを守れません。↓
窓をガードしてガラスが割れるリスクを軽減。

 

爆弾低気圧で 注意する災害
「爆弾低気圧」によって大荒れの天気が予想されるときは、数日~1日前に気象庁から「暴風及び高波に関する気象情報」が発表されます。そのあとは状況に応じて右図のような注意報・警報が発表されます。最新の気象情報に注意しましょう。

●強風への住まい対策

雨戸やシャッターがちゃんと閉まるか点検し、補強します。

屋根の剥がれ、TVアンテナのゆるみ、雨どいのつまりなどを点検。

庭木やプロパンガスなどは固定します。

家の周囲やベランダに置いてある倒れやすいものは室内にしまいましょう。(物干し竿、植木鉢など)

窓ガラスにはテープや飛散防止用のフィルムを貼ります。

雨戸やシャッタ‐を閉めます。雨戸がない場合はカーテンをしめましょう。

【高波】

 強風・暴風が原因となって発生する高波には、付近の風を巻き込んだ「風浪」と低気圧で発生した「うねり」の2種類があり、家屋の浸水につながるような「高波」の多くは「風浪」と「うねり」の2つの波があわさって起こります。この場合、事前に「波浪警報」も発令されているケースが多いので確認し、早めに避難しましょう。

 

 防災アイデア&防災レシピ

アイデア
非常に役に立つ
非常用トイレの作り方
トイレが使えなくなる状況に備えて、市販の「非常用トイレ」の備蓄が必要です。もし、足りなくなった場合は下記の方法で作ることができます。
作り方
便座を上げた状態でゴミ袋を便器にかぶせる。便座を下げてもう1枚ゴミ袋を被せる。
下記の【1】から【3】を下から順番にゴミ袋の中に敷き詰める。
【3】新聞紙を短冊に切りくしゃくしゃにする。
【2】【1】の向きを変えた新聞紙
【1】くしゃくしゃにして開いた新聞紙
※ペットシーツ数枚やおむつでも代用できます。
使用後
用を足した後、消臭剤(柔軟剤など)をふりかける(猫砂でもOK)。
上に被せたゴミ袋のみ取り出し、空気を抜いて縛って捨てる。

レシピ
火を使わず簡単調理
「わかめとMIXベジタブルとツナのサラダ」
材料
▷カットワカメ大さじ1▷ミックスベジタブル(長期保存タイプ)70g▷ツナ缶▷ドレッシング(お好みのもの)適量
カットワカメは水で戻しておく。
②①のワカメは軽く水気を絞る。
(非常時はラップフィルムを貼り付けた)器にミックスベジタブル、ツナ缶、②を盛り付ける。
お好みのドレッシングをかけて完成。

低気圧頭痛・不調の原因と対策

季節の変わり目やお天気が悪いことで頭が痛くなったり、体がだるくなるといったことはありませんか。
これは女性に多くみられる症状で気圧や変化が原因といわれています。

原因と症状
季節の変わり目は寒暖差や気圧の変化が起こりやすい時期です。
気圧が下がったり上がったりすると、内耳の気圧センサーが脳に気圧の変化を伝え、「自立神経」が反応し、様々なストレス反応が起こります。「自立神経」には気圧変化によって刺激される「交感神経」があります。「交感神経」が心身を緊張させる方向へ作用しもともと持っていた痛みの症状を悪化させます。こうした経緯で気象の変化によって身体の不調があらわれます。
気圧の低下→内耳(気圧センサー)→自律神経のアンバランス→頭痛・めまい

自分でできる対策
くるっと耳ストレッチ
耳まわりの血流を良くすることで、気圧の変化による頭痛を引き起こしにくくなります。
両方の耳たぶを軽く引っ張り、5~10秒位したら離す。×2回
両方の耳たぶを前後斜めに回す×3回

頭・首のストレッチ
筋肉を柔らかくすると、気圧の変化の影響を受けにくい身体になれることも。頭の左側に右手を乗せ、右側に倒し、頭と首を横と斜め前に伸ばします。反対側も同様に、左手を乗せ左側に倒します。
※補足として反対の手を外側に歩かすと効果が変わります。

ツボを刺激
完骨(かんこつ)という耳の後ろの出っ張った骨の下端の後ろ側のくぼみにあるツボを押してみましょう。片頭痛やめまいなどがやわらぎます。

記事一覧|2022年4月

1ページ (全4ページ中)

ページトップへ