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耐震補強工事
滋賀県 大津市 K様邸
①基礎クラックの原因・・・基礎のクラックには様々な原因があり、それを知ることが大切です。
設計施工ミス・・・コンクリートの被り厚不足等
コンクリートの調合ミス・・・水セメント比が高い等
打設後の養生不良・・・寒冷期の打設、型枠の早期撤去等
外的要因・・・養生中の振動、地震外力等不動沈下などの応力集中
経年劣化 配筋不足
②クラックについてクラックはその発生原因とともに、形状や大きさによって評価が異なります。乾燥収縮により表面の化粧モルタルに入ったヘアクラック(髪の毛のような細かいクラック)か基礎コンクリート事態に入った構造クラックかを見極める必要があります。
クラック幅 | 程度 |
0.2mm未満 | 特に支障が生じないレベル |
0.2mm以上0.3mm未満 | 漏水を許せない箇所の許容レベル |
0.3mm以上0.5mm未満 | 一般部で何らかの対応が必要なレベル |
0.5mm以上 | 構造的な支障が生ずるレベル |
火打ちとは、梁、桁、土台のコーナー部がしっかりと固定されるよう、斜めにかけ渡された補強材のことをいいます。火打ちは地震や台風時に発生する水平力による変形を、防止するする役目があります。1階の床に設けるものを「火打ち土台」、2階などの床や小屋組に設けるものを「火打ち梁」と言います。一般的には木材を使用しますが、最近では火打ち金物「鋼製火打ち」の使用も多くなってきました。
木造建築の耐久性を保つために欠かせない火打梁ですが、古民家のリノベーションなどが注目されていることもあって、近年では、あえてデザインのひとつとして露出させる「梁見せ天井」として使われるケースも増えてきました。
「火打ち」の語源は火打石と火打金から来ています。
時代劇などで、ご主人が出かける時に奥さんが頭の後ろで、火打石と火打金を使って火花を出して、厄除けをしますね。その火打金の形状が、概ね三角形だったので、隅に三角形ができることから「火打ち」と呼ばれるようになりました。和裁では袖下と脇の角に、ゆとりを出すためにつける三角形の襠 (まち) や羽織の背の縫い目の裂けた所につける三角形の布のことを「火打ち」と呼びます。