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耐震補強工事|耐震
耐震補強工事
京都府 八幡市 O様邸
基礎クラック補修工事
基礎にクラック(ひび割れ)には種類があります。大きく分けて「ヘアークラック」と「構造クラック」の2つがあります。まずはこの2つのクラックについて詳しく紹介していきます。
ヘアークラックは幅0.3mm未満、深さ5mm未満のクラックのことで、基礎にうっすらとひび割れが見える状態のことです。
こちらは構造上支障はないのですが、雨水が侵入し鉄筋を錆さす原因等になってきますので、左官かコーキングにて処理をしてあげるといいかなと思われます
構造クラックとは、幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れのことです。表面だけでなく、内部の鉄筋までひび割れが届いているケースが多く、この場合は基礎に補強が必要です。
他にも基礎の上に化粧モルタルを塗りそのモルタルにひびが入っていることもあります。
ひび割れが起きる原因と致しましては、
①不動沈下・・・家の地盤の強さによっては建物が少し沈むことにより基礎に亀裂が入ることがあります。特に海や川などの水分量の多い土地や盛り土をしてまだ地盤が柔らかいお家は注意が必要です。
②地震によるひび割れ
基礎打設後に地震が来る場合でもひび割れが発生します。コンクリートは縦の重さにはとても強いのですが(家の荷重)、地震での横の引っ張りには弱いという性質を持っています。
そのため、地震の大きさによっては、せん断ひび割れが起き、繰り返し負荷を受けることにより構造クラックに発展する場合が多いです。
③施工不良
基礎打設時のジャンカによって強度が下がった場所に、地震などの負荷でひび割れが発生します。また、鉄筋の配筋に問題があり、鉄筋からコンクリートとの厚み(かぶり厚)が不足している場合などの施工不良によってもひび割れが発生してきます。
今回の工事は構造クラックの補修です。