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寒さを我慢してませんか?

低体温症は生命の危険がある症状です。死亡者も報告されています。

低体温症と聞くと、思い浮かぶのが(雪山での遭難)や(船の事故による長時間水に浸かり続ける)というイメージがありませんか?

勿論それも正解なのですが、低体温症はより身近なところでも発生するリスクがあります。

それが「室内」なんです。

 

 

自覚がないまま進む「低体温」

「冷え性」は、人が手足や下半身などが冷えて、つらいと感じる自覚症状のこと。指先などが冷たくなっていても、身体の中心の温度は正常なことが多くあります。一方「低体温」は、深部体温(脳や内臓など身体内部の温度)が下がってしまいます。

人の深部体温が35度以下になると、激しい震えや、判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と診断されます。体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることもあります。自覚がないまま進行することもあるため、高齢の人や、寒い屋外作業をする人は注意が必要です。

低体温が身体に与える影響

36度未満の軽度低体温でも、免疫力が低下し、感染症や脳血管障害、糖尿病など、身体に様々な不調が出やすくなる可能性があるといわれています。疲れやすくなったり、風邪をひきやすく、また風邪がなかなか治らないといった症状も。肺炎やインフルエンザのリスクも高まります。

 

 

家での工夫 

・日中は室温を上げるためにカーテンを開けて日差しを室内に取り込みましょう。

・暖かい空気は上に、冷たい空気は下になり足元は冷たいままです。そこでサーキュレーターなどで室内の空気を循環させる。

・カーペットやラグを敷く。

 

低体温症を予防しよう 

普段からからだを冷やさない生活習慣を心がけよう。

ポイントは衣服・食事・運動の3つです。

ポイント① 衣服

家の中でも防寒対策をこころがけましょう。

・暖房をつける・厚手の靴下をはく・首をあたためる(首筋から逃げやすい熱を守る)・ひざ掛け・汗をよく吸い 乾きやすい下着

 

ポイント② 食事

食事は身体の熱になるため、暖かい物をしっかり食べよう

・身体を温める食材を積極的に食べる。(鍋・ショウガ・ニンニクなど)

朝食をしっかりとる

・タンパク質を多く含む食品は体温を上昇させます。(卵・納豆)

 

ポイント③ 運動

・スクワットやストレッチなど、暖かい室内で出来る運動

 

 

 この内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

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